マナカマナ 雲上の巡礼 2016-35
どこか自然の豊かな外国のドキュメンタリーかと思ってなんだかよくわからないまま見に行った。違った。
ロープウェイにカメラを据え置き、乗客を正面から撮り続ける。カットなしの回しっぱなし。乗ってから10分ほどかけて降りたら、また別の客が乗ってきてずっと撮りっぱなし。
実験映画なのだそうだ。
ザ・トゥルー・コスト ファストファッション 真の代償 2016-16-2
前に見たときに少しウトウトしてしまったのを悔み、しかし持ち物を増やしたくないのでDVDを買うのもちょっと思って再度の機会を探していた。そして浦安で上映するとのことで頑張って見に行った。
そしたらその直後にネットレンタルが始まった。なんだよ。
あしがらさん 2016-32
新宿のホームレスのおっさんのドキュメンタリー。ホームレスのおっさんに対する視線が優しい。
サンマとカタール 女川つながる人々 2016-31
被災地のドキュメンタリー映画ということで見に行ったが、浅い取材に全編テロップとナレーション、いかにも感動的なエンディング曲という軽薄なつくりでがっかりした。博物館で誰も見ていないまま垂れ流しでループ再生されるビデオという感じ。
女川とカタールの間に縁があったという意外な事実には「ほほう」と思った。ただ被災地のなかで女川がいち早く街を再建したというのは、原発による多大な税収があればそりゃ出来るだろうと思う。地元で漁業に携わる人への取材も、それほど時間をかけていないのでは。そして販路を海外に見出すべく新製品をカタールへ持ち込んではみたものの、会場は客席を映せないほどガラガラだし試食会でも当たり障りのない感想しか得られず。
なんじゃこりゃー。
の割に、朝イチの上映にも関わらず客席は満員でしかも関係者が動員した団体客のようで、顔見知り同士の会話があちこちでされ、てっきり宗教団体か何かのイベントに迷い込んでしまったのではないかと思ったぜ。ともかく金と時間を損した。
シチズンフォー スノーデンの暴露 2016-30
アメリカ政府による世界各国の通信盗聴を暴露したエドワード・スノーデンに密着したドキュメンタリー。日本政府もやられていたのにまるで抗議しなかったやつ。
情報量が多く、現実なのかフィクションなのかが曖昧になって頭がクラクラした。レンタルでもう一度ちゃんと見直したい。