無音の叫び声 2017-2
ドキュメンタリー映画が好きなので見に行ったのだが、よく考えたら何の予備知識もないままだったことに映画が始まってから気づいた。
山形県で農業を続けながらも詩を作り続けた男の人生を振り返るドキュメンタリー。こういう才能を持った人が地方にもたくさんいるのだなあと、去年見た飯舘村の母ちゃんのことも思い出しながら思った。
ポバティー・インク ~あなたの寄付の不都合な真実~ 2017-1
お金や物を送っただけで済ましがちな寄付が、現地でどのように使われどのような影響を及ぼしているのか。
災害被災地へ大量の食料を送ることで、現地には食料が溢れ、食料に値段がつかなくなり、農民の仕事がなくなり、仕事を求めて都市へ移動し、都市はスラム化し、食料生産能力も失われる。食料以外も同様。
魚を与えるのではなく、魚のとり方を教えよという話。
2016年に見た映画のランキング
2016年に60本くらい映画館で見たうちランキング20確定出ました
— けだま(へんてこネット) (@hentekonet) 2016年12月30日
1 ふたりの桃源郷
2 記憶の中のシベリア(海へ 朴さんの手紙)
3 ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ
4 バンド・コールド・デス
5 この世界の片隅に
6 飯舘村の母ちゃんたち 土とともに
7 ヨコハマメリー
@hentekonet
— けだま(へんてこネット) (@hentekonet) 2016年12月30日
8 シン・ゴジラ
9 WE LIVE IN PUBLIC -公開生活24時-
10 放浪と遊行芸人たち
11 レッキング・クルー 伝説のミュージシャンたち
12 湾生回家
13 美術館を手玉にとった男
14 あしがらさん
15 人間爆弾 桜花
@hentekonet
— けだま(へんてこネット) (@hentekonet) 2016年12月30日
16 A2【完全版】
17 ザ・デクラインIII
18 ニッポンの、みせものやさん
19 氷の花火 山口小夜子
20 ザ・トゥルー・コスト ファストファッション 真の代償
@hentekonet
— けだま(へんてこネット) (@hentekonet) 2016年12月30日
2016年の最高のシーンは『ふたりの桃源郷』入院していた寅夫さんが久しぶりに山へ行き、綺麗になった畑に大喜びで作付け計画を語る場面
他に『海へ 朴さんの手紙』朴さんと山根さんの友情物語から、いつのまにか奥さんと女性監督のガールズトークになっている場面
@hentekonet
— けだま(へんてこネット) (@hentekonet) 2016年12月30日
『バンド・コールド・デス』昔の無名バンドが、時代と世代をまたいで発掘される場面
『湾生回家』台湾人の養子にされ母親に捨てられたと恨んで暮らしてきた片山清子さんの子・孫たちが日本でルーツを探し、実の母親との絆を示す証拠を見つける場面
@hentekonet
— けだま(へんてこネット) (@hentekonet) 2016年12月30日
『人間爆弾 桜花』天皇と国のために最初に特攻志願し、沢山の親友や部下たちを特攻させ殺したことに後悔はないという元隊長が、天皇の言動とその存在意義について語る場面
『ザ・デクラインIII』とにかく救われない映画の最後に表示される後日談の字幕の救われなさ
この世界の片隅に 2016-56
戦時中の広島で生きていく女性の姿を描いたアニメ。戦争の悲惨さ、苦しさ、悲しさなどを深く描くこともなく進んでいく。時間が経過し、成長していき、戦争が進んでいき、家族がどんどん死んでいく。その軽さが不気味だった。
映画を見る直前に立ち寄ったパン屋で小学生くらいの女の子が店番をしていた。その女の子と同じくらいの年の女の子が主人公として映画が始まったので、偶然で特別な現実感を持ちながら映画を見た。
プージェー 2016-55
探検家・関野吉晴とモンゴルで出会った少女・プージェーとの交流。
僕らのカヌーができるまで 2016-54
『縄文号とパクール号の航海』で使用したカヌーを作るための道具作りや材料集めを追ったドキュメンタリー。
縄文号とパクール号の航海 2016-53
探検家・関野吉晴が人類の移動を自分で確かめるため、道具を自然素材から手作りし材料を集めて手作りの船を作り、インドネシアから日本の沖縄までを風と人力だけで航海する。