空き地

ブログ名はそのうち変えます

人間爆弾 桜花 2016-51

エンジンを持たず、グライダーのように飛んで敵の戦艦めがけて特攻する『人間爆弾』の最初の志願者で元隊長だった人へのインタビュー。

死の覚悟、生と死の違い、隊長として沢山の親友や後輩たちを特攻させ殺してきたことへの思い。天皇の存在について。

 

最初の特攻志願兵で特攻隊の元隊長のインタビュー。 当時23才で、自分が飛行機の乗りかたを教えた学徒動員兵の出撃も自分が決めた。自分で育てて自分で殺した。殺す人間を選んだ事に後悔はない。見送ったあとは悲しくて草むらで泣いた。 生きる事と死ぬ事に変わりはなかった。死ぬまでの間、生き延びているだけ。 送り出した部下で一番の親友の仏壇に大きな勲章が置かれているのを見たときは感動した。 多くの若者が特攻したのに戦況は良くならない。上官の少佐に、こんな馬鹿馬鹿しい作戦はすぐにやめるべきだ、特攻隊のきっかけになったお前が言えば考え直して貰えるのではないかと言われた。だが参謀は別の方法を考え出せなかったので特攻は続いた。その少佐は2週間後に戦死した。 天皇と国のために沢山の若者が特攻して死んでいったのに、いまだ天皇からすまなかったという一言の謝罪もないのは残念に思う。そんな天皇ならいらない。

けだま(へんてこネット)さん(@hentekonet)が投稿した写真 -