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空き地

ブログ名はそのうち変えます

ソング・オブ・ラホール 2016-43

「スウィングしなけりゃ”あと”がない!」というキャッチコピーが気になって結構前から公開を待っていたドキュメンタリー映画。

昔は文化の繁栄していたパキスタンだが、戦争や政治、宗教弾圧のせいで伝統音楽は廃れていくばかり。そこでミュージシャンたちは自分たちの楽器でジャズを演奏し、その存在をアピールするためアメリカへ乗り込むことに。

というとても面白そうなコンセプトなんだけど、実際に映画を見たら引っかかる部分がいくつかあった。

本国のバンドではメンバーの半分を占めるほどたくさんいたバイオリン奏者を、アメリカへ行く際にバッサリ切る。渡米費用の問題かもしれないけど。

そしてニューヨークでアメリカのジャズミュージシャンたちと合流しさっそくリハーサルをするも、バンドの花形楽器であるシタールの奏者が初心者かっていうくらい演奏力がない。シタールを持つのが初めての初心者かというくらい全く演奏できない。これはおかしいだろ。

それで仕方なく解雇するのだが、クビになって部屋を出ていったはずが次のシーンではスタジオで一緒に演奏していた。

この大ピンチのなか、代わりのシタール奏者はアメリカであっさり見つかり、本番のコンサートではバンドの花形ポジションを無事に務める。

無事成功しました。イェー!

いろいろなジャズの名曲の中東風アレンジが聴けてそれはそれで楽しめたけど、話の筋書きとしてはなんか物足りない。ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブのなり損ないみたいな。